展覧会「ひとり(ぼっち)」2025/10/18-11/2

京都のThe Terminal KYOTO にて開催される、展覧会「ひとり(ぼっち)」に出展します。
企画をされた林寿美さんと対話を重ねながら、丁寧に新作や自分の展示の準備を進めてきました。
私は敷居をモチーフに制作した新作と、電気ストーブを使ったインスタレーション作品の旧作計3点を出展しています。
会期中京都にお越しの際は、ぜひお運びください。

「ひとり(ぼっち)」
Solitude: Loneliness & Freedom

作家:福岡道雄(平面・立体)/アンドレアス・ハルトマン(オーディオ・インスタレーション)/まちだりな(映像)/松井沙都子(立体)/アリツィア・ロガルスカ(インスタレーション)/マリー・シュレーフ+守屋友樹(フォトブック)

期間:2025年10月18日(土)~11月2日(日)
時間:10:00~18:00
会場:The Terminal KYOTO (京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地)
主催:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
キュレーション:林寿美

詳細:
https://www.goethe.de/ins/jp/ja/ver.cfm?event_id=26934814

奇妙なウィルスの拡散によって世界中が停止した2020年。振り返れば、その後の数年間はかつてないほどの静けさに包まれていました。しかし戦争や内紛は止むことなく、政治的混乱は今もなお続いています。一方、AIの急速な進化と私たちの生活への介入によって、人間がこれからどのような存在になりうるのかを見通すことはきわめて困難になりました。それゆえでしょうか、インターネットやSNSを介して誰もが誰かと即時に繋がるようになったにもかかわらず、人々は常に不安を抱え、どこにいても孤独感に苛まれているように思えます。
「孤独」をテーマにした本展は、東・中央アジア地域の10都市にあるゲーテ・インスティトゥートが共同展開するプロジェクトSolitude: Loneliness & Freedomの一部として企画されました。林寿美をキュレーターに迎え、平面、立体、映像、インスタレーションなど、国内外のアーティストの作品を通じて、ネガティブでありながらポジティブにもなりうる日本人特有の孤立感情を「ひとり(ぼっち)」と名づけて検証します。

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